京都府感染症情報センターからの情報

京都府感染症情報センターからのコメント

(2020年第7週:令和2年2月10日~令和2年2月16日)No.399

 

京都小児重症患者診療情報システム管理部 長村敏生

 

インフルエンザは、定点あたり8.96件と減少しています。その他の感染症の報告数に大きな変化はありません。インフルエンザは、南丹、乙訓、山城北、京都市右京区、伏見区で注意報レベルとなっています。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎が中丹西、京都市右京区で警報レベルとなっています。全数報告対象の感染症は、結核が4件、新型コロナウイルスが2件、レジオネラ症が2件、カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症と後天性免疫不全症候群がそれぞれ2件、百日咳が1件報告されました。基幹定点の報告として、無菌性髄膜炎が2件報告されました。また眼科定点の報告として流行性角結膜炎が2件報告されました。

新型コロナウイルスの相談・受診の目安が発表されました。風邪の症状や37.5℃以上の発熱が4日以上続いている、強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)があるといった症状がある方は「帰国者・接触者相談センター」にご相談ください。高齢者や基礎疾患のある方は上記の状態が2日程度続く場合に、ご相談ください。

なお、相談後医療機関にかかるときはマスクを着用し、手洗いや咳エチケットの徹底をお願いします。京都府、京都市の電話相談窓口もご活用ください。

 

厚生労働省 新型コロナウイルス感染症について

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
京都府 新型コロナウイルス感染症に関連する情報について

http://www.pref.kyoto.jp/kentai/news/novelcoronavirus.html

 

京都府感染症情報センターホームページのアドレス

http://www.pref.kyoto.jp/idsc/