京都府感染症情報センターからの情報

京都府感染症情報センターからのコメント

(2020年第9週:令和2年2月24日~令和2年3月1日)No.401

 

京都小児重症患者診療情報システム管理部 長村敏生

 

インフルエンザは定点あたり7.02件、その他の感染症の報告数に大きな変化はありません。インフルエンザは南丹、乙訓、山城北、山城南、京都市伏見区で注意報レベルとなっています。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎が京都市右京区で警報レベルとなっています。水痘が京都市右京区で警報レベル、左京区で注意報レベルとなっています。全数報告対象の感染症は、結核が1件、バンコマイシン耐性腸球菌感染症が1件、百日咳が2件報告されました。基幹定点の報告として、無菌性髄膜炎が1件、マイコプラズマ肺炎が9件報告されました。また眼科定点の報告として流行性角結膜炎が2件報告されました。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の患者数が、京都府内で6例報告されています(3月5日現在)。

ライブハウスで開催されたコンサートに参加された方で感染の報告が続いています。当該のコンサートに参加された方は体調の如何に関わらず、帰国者・接触者相談センターへご相談ください。

 

詳しくは下記のホームページをご覧ください。

帰国者・接触者相談センターページ

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/covid19-kikokusyasessyokusya.html