京都府感染症情報センターからの最新情報
(2023年第5週:令和5年1月30日~令和5年2月5日)No.554
京都小児重症患者診療情報システム管理部 長村敏生
今週のコメント:
令和5年第5週の報告です。
定点報告では、インフルエンザの報告がますます増加、京都府全体では定点当り27.02の注意報レベルです。地域別では、京都市の左京区・ 山科区・右京区・南区・伏見区・右京区が警報、京都市全体でも定点当り報告数が35.58で警報レベルに達しました。京都市以外では乙訓で警報、山城北・山城南・丹後が注意報レベルです。また、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎が京都市 右京区で今週も警報レベルが継続中です。眼科定点は流行性角結膜炎が2件報告されました。基幹定点の報告はありません。
全数報告は、結核 5件、腸管出血性大腸菌感染症 4件、アメーバ赤痢とカルバベネム耐性腸内細菌科細菌感染症 各1件の報告がありました。