京都府感染症情報センターからの最新情報
(2025年第3週:令和7年1月13日~令和7年1月19日)No.655
京都小児重症患者診療情報システム管理部 長村敏生 今週のコメント:2025年第3週の報告です。 定点報告対象の疾患は、インフルエンザの流行発生警報レベルが全国・京都府とも継続しています。保健所別では、京都市上京区・中京区の発生報告数が警報レベルの継続基準値を、北区・下京区では注意報発生基準値を下回りました。
伝染性紅斑は京都市右京区で警報レベルが継続しているほか、京都市南区・西京区・乙訓が新たに警報レベルになりました。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の警報レベルは京都市右京区で継続しています。
基幹定点はマイコプラズマ肺炎が12件(2024年の同時期をなお上回っています)とクラミジア肺炎が1件報告され、眼科定点は流行性角結膜炎が10件報告されました。
全数報告対象疾患は結核・侵襲性インフルエンザ菌感染症と百日咳がそれぞれ4件、侵襲性肺炎球菌感染症が3件、梅毒が1件報告されました。
京都府感染症情報センターホームページのアドレス:http://www.pref.kyoto.jp/idsc/
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2025年第3週:令和7年1月13日~令和7年1月19日、京都府感染症情報センターからのコメント、No.655