京都府感染症情報センターからの最新情報
(2022年第39週:令和4年9月26日~令和4年10月2日)No.536
京都小児重症患者診療情報システム管理部 長村敏生
今週のコメント:
令和4年第39週の報告です。
定点報告の手足口病の報告数は京都府全体では少し減少し、京都市左京区の警報も解除になりました。しかし京都市西京区と乙訓の報告数は6.00・6.25と今週も警報レベルです。その他疾患は大きな変動はありません。基幹定点で無菌性髄膜炎の報告が1件ありました
全数報告は2類 結核と3類 腸管出血性大腸菌感染症が各3件、4類 日本紅斑熱が2件・レジオネラ症とレプトスピラ症が各1件、5類 カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症が1件・梅毒が3件報告されました。
府内ではほぼ毎週「結核」の発生が報告されています。結核について増加の背景や現在の治療法に関するまとめが報告されていました(こちらをご覧下さい)。
「新型コロナウイルス感染症」の京都府内での発生状況についてはこちらをご覧ください。
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