投稿者: koutoku
京都府感染症情報センターからの情報
京都府感染症情報センターからのコメント
(2019年第21週:令和元年5月20日~令和元年5月26日)No.363
京都小児重症患者診療情報システム管理部 長村敏生
感染性胃腸炎は、定点あたり6.09件と減少しました。伝染性紅斑は、乙訓に加え京都市左京区、右京区、伏見区でも警報レベルとなっています。全数報告対象の感染症は、結核が6件、腸管出血性大腸菌感染症が2件、アメーバ赤痢・侵襲性肺炎球菌感染症がそれぞれ1件、百日咳が3件報告されました。
また、基幹定点の報告として、ロタウイルスによる感染性胃腸炎が5件報告されました。眼科定点の報告として流行性角結膜炎が5件報告されました。
アメーバ赤痢の原因は大腸に寄生する赤痢アメーバと呼ばれる原虫の一種です。栄養型(いわゆるアメーバー運動をして活発に動く)とシスト型2つの形態を取り、外部環境に強いシスト型を摂取することで経口感染します。
具体的には海外旅行などで汚染された飲食物を摂取することや性行為が原因で感染し、典型例は粘血便などの下痢、テネスムス(しぶり腹)、腹痛で発症します。まれに肝膿瘍や脳・肺・皮膚などの腸管外に合併症を来します。
細菌性赤痢と原因は異なりますが、ともに赤い便(赤痢)をきたし、感染地域である海外で生水、氷、生野菜や生の魚介類、カットフルーツなどから感染することが多いです。海外渡航の折には、厚生労働省検疫所(FORTH)ホームページなどで、前もって渡航先の国の感染情報などを見て、予防策を確認するようにしてください
京都府感染症情報センターホームページのアドレス
6月4日 ぴよぴよクラスが始まります。
今日からぴよぴよクラスが始まります。今日と6月6日は体験日となっております。登録されている方は、10:00より保護者会館3階で行います。宜しくお願い致します。
6月4日 年長組園外保育
本日は、年長組さんが京田辺にある、ちっびこランドへ行きます。天気もよく、たくさん遊べそうです。
今日は徒歩コース、バスコース共に14:30降園です。
年長組さんで徒歩コースの方は、幼稚園までお迎の日です宜しくお願い致します。
保護中: 6月1日 両親参観日・子育てフェアー
保護中: 5月29日 4・5月生まれのお誕生日会
5月31日
明日は両親参観日・子育てフェアー日です。
園庭は、SLの線路と年長組さんの和太鼓発表があります。
車が止めれるのは、保護者会館下のみです。
公共交通機関でお越しください。
明日は、バスと徒歩コースは朝のみお迎えがあります。
お帰りは、各ご家庭でお願い致します。
最年少・年少組の参観時間は、10:20~11:00です。
年中組と年長組の参観時間は、11:10~11:50です。
12:00~から年長組さんの歌の発表です。
5月20日 花まつり
年長組さんが、ロームシアター京都で行われた、京都仏教幼稚園主催の花まつりに参加してきました。
「花祭り」とは、お釈迦さまのお誕生日を祝う仏教の行事で、「灌仏会(かんぶつえ)」等ともいわれます。お釈迦さまがお生まれになった4月8日を中心に行われます。京都仏教幼稚園協会では、5月の中旬に行われています。
また、幼稚園では年中組さんが、お釈迦様に甘茶をかけてお祝いしました。
5月28日 ちびっこランド園外保育(年中組)
本日は、年中組さんがちびっこランドへ行く予定でしたが、雨のため延期としました。
予備日は、秋ごろに予定します。詳細は後日プリントを配ります。
本日は、14:30降園です。
バスコース、徒歩コース共に出発は、14:30です。バスコースは普段のダイヤより、30分遅く走ります。宜しくお願い致します。
京都府感染症情報センターからの情報
京都府感染症情報センターからのコメント
(2019年第20週:令和元年5月13日~令和元年5月19日)No.362
京都小児重症患者診療情報システム管理部 長村敏生
感染性胃腸炎は定点あたり7.32件と増加しています。伝染性紅斑は、乙訓に加え京都市左京区、右京区、中京区でも警報レベルとなっています。全数報告対象の感染症は、結核が2件、腸管出血性大腸菌感染症が1件、侵襲性肺炎球菌感染症が2件、風しんが1件、百日咳が4件報告されました。また、基幹定点の報告としてマイコプラズマ肺炎が1件、ロタウイルスによる感染性胃腸炎が7件報告されました。眼科定点の報告として、流行性角結膜炎が3件報告されました。
伝染性紅斑が一部の地域で流行しています。伝染性紅斑(erythema infectiosum)は、ヒトパルボウイルスB19(Human parvovirus B19)による感染症であり、幼児、学童の小児を中心にみられる流行性の発疹性疾患です。典型例では、両頬に蝶形紅斑が出現し、リンゴのように赤くなることから「リンゴ(ほっぺ)病」と呼ばれることもありますが、本疾患の約4分の1は不顕性感染です。感染経路は、通常、飛沫感染もしくは接触感染です。感染後10~20日の潜伏期間を経て両頬の境界鮮明な紅斑が出現し、続いて腕、脚部にも網目状・レース様の発疹がみられます。感染後1週間前後でインフルエンザ様の症状がでますが、発熱は軽度です。成人では頬の紅斑は少なく、風疹との鑑別が必要になります。2018年から2019年にかけて全国的に流行しています。また、妊娠している方やその可能性のある方は、感染により胎児水腫や流産を起こす場合があります。流行地域の家庭内で調子を崩している小児を妊婦がケアをする場合においては、手洗いの通常以上の徹底や、食器の共有をしないなど注意してください。
京都府感染症情報センターホームページのアドレス