京都府感染症情報センターからの最新情報

京都府感染症情報センターからの最新情報
(2024年第31週:令和6年7月29日~令和6年8月4日)No.631
京都小児重症患者診療情報システム管理部 長村敏生 今週のコメント:2024年第31週の報告です。
増加が続いていた新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は第31週にはやや減少しました。手足口病は先週に比べると、全国では11.93から9.57に、京都府では5.25から4.66に減少していますが、全国・京都府ともに警報レベルが継続しています。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎も京都市右京区の警報レベルが継続、水痘は京都市右京区と西京区、乙訓と南丹で新たに注意報レベルになりました。
京都府感染症情報センターホームページのアドレス:http://www.pref.kyoto.jp/idsc/

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(2024年第29週:令和6年7月15日~令和6年7月21日)No.629
京都小児重症患者診療情報システム管理部 長村敏生
今週のコメント:2024年第29週の報告です。
手足口病は今週も全国・京都府ともに警報レベルですが、定点報告数は5.91まで減少してきました。保健所別でみると、山城南では1.0まで減少し、警報レベルを下回っています。
その他の疾患では咽頭結膜熱は乙訓・山城南で、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は京都市右京区で引き続き警報レベルの報告がされています。水痘は新たに南丹で警報レベル、京都市右京区で注意報レベルになっています。 一方、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は増え続けています。京都府の定点当り報告数は28週の9.48から13.56の警報レベル、全国総数でも11.18から13.62に増加しました。基本的な感染対策としてマスクの着用を含めた咳エチケット、換気、手洗い・手指消毒が有効です。マスクは熱中症に注意してください。帰省等で高齢の方など重症化リスクの高い方と会う場合や大人数で集まる場合は感染予防を心がけ体調を整えるようにしましょう。医療機関を受診する患者さんも増えています。自宅で抗原検査キットや解熱剤などを準備しておくと安心です。電話相談窓口*(#7119(救急要請相談)、#8000(こども医療相談) 厚生労働省|上手な医療のかかり方.jp (mhlw.go.jp))もご活用ください。
全数報告対象の感染症は、結核が3件、腸管出血性大腸菌感染症が1件、エムポックスとマラリアが各1件報告されました。カルバペネム耐性腸内細菌目細菌感染症・急性脳炎・侵襲性インフルエンザ菌感染症と百日咳が各1件、梅毒が4件報告されました。また、基幹定点からマイコプラズマ肺炎が9件報告されました。眼科定点から流行性角結膜炎が10件報告されました。
エムポックスの患者は府内では初の報告です。エムポックスは令和5年に感染症法上の名称が「サル痘」から変更されました。アフリカに生息するげっ歯類やサル等との接触、感染者の皮膚病変や飛沫への長時間曝露、使用済の寝具等から
感染します。潜伏期間は通常6~13日(最大5~21日)で、発熱・頭痛・リンパ節腫脹などの症状が0-5日程度持続し、発熱の1-3日後に発疹が出現します。
現在国内で承認された治療薬はありませんが、多くは自然に回復します。詳しくは厚生労働省のホームページをご確認ください(エムポックス(サル痘)について|厚生労働省 (mhlw.go.jp))
京都府感染症情報センターホームページのアドレス:http://www.pref.kyoto.jp/idsc/

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(2024年第30週:令和6年7月22日~令和6年7月28日)No.630
京都小児重症患者診療情報システム管理部 長村敏生 今週のコメント:2024年第30週の報告です。 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が22週以降増加を続けています。今週は定点当り報告数は15.18になりました。手足口病は27週から少しずつ減少していますが、全国・京都府全体での警報レベルは続いています。府内の保健所別では、京都市下京区が1.0と警報レベルを下回りましたが、中丹東は新たに警報レベルになりました。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は京都市右京区の警報レベルは今週も継続、咽頭結膜熱と水痘は京都府全域で警報レベルを下回りました。
全数報告対象の感染症は、結核が8件、腸管出血性大腸菌感染症が5件、レジオネラ症が2件報告されました。カルバペネム耐性腸内細菌目細菌感染症が2件、劇症型溶血性レンサ球菌感染症と侵襲性肺炎球菌感染症が各1件、梅毒が5件報告されました。また、基幹定点から細菌性髄膜炎が1件、マイコプラズマ肺炎が9件報告されました。眼科定点から流行性角結膜炎が2件報告されました。 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は年齢別では、全国では40-50代の感染が多い一方、京都府では70歳以上の方の感染が目立ちます。お盆を迎えるにあたり、「3つの密」の回避、手指消毒、効果的な換気、そしてマスクの適切な着用など感染症対策を続けてください。同時に熱中症対策も必要です。症状によってはCOVID-19と混同される例もあります。感染対策の傍ら、冷房の適正利用や屋外ではマスクを外すなど、柔軟に対応しましょう。
また、マイコプラズマ肺炎も京都府内及び全国で増えています。マイコプラズマ・ニューモニエという細菌の一種が感染することで発症しますが、一般的な細菌と構造が異なり有効な抗菌薬が限られます。症状は発熱や長引く咳で、主に飛沫感染で広がります。手洗い・うがい・咳エチケット等で予防しましょう。
京都府感染症情報センターホームページのアドレス:http://www.pref.kyoto.jp/idsc/

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(2024年第28週:令和6年7月8日~令和6年7月14日)No.628
京都小児重症患者診療情報システム管理部 長村敏生 今週のコメント:2024年第28週の報告です。 手足口病は今週も全国・京都府ともに警報レベルです。
府内の保健所別では、手足口病、咽頭結膜熱、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は先週警報レベルだった地域で引き続き警報レベルの報告がされています。 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の報告が増え続けています。京都府の定点当たり報告数は26週・3.70→27週・6.13→28週・9.48と2週間でほぼ3倍に増加しました。
全数報告対象の感染症は、結核が8件、腸管出血性大腸菌感染症と腸チフスが各1件、A型肝炎・日本紅斑熱とレジオネラ症が各1件報告されました。梅毒が2件、百日咳が1件報告されました。また、基幹定点から無菌性髄膜炎が1件、マイコプラズマ肺炎が4件報告されました。眼科定点からは流行性角結膜炎が3件報告されました。
全国平均値においてもCOVID-19の増加が観察されています。またこの疾患は過去にも夏場に増加がみられていることから、今後の動向を注視したいと思います。猛暑ではありますが、府民の皆さまには、引き続き個人個人の状況に応じて、一定の換気を行ったり、うがい、手洗い、手指消毒等の基本的感染対策を行っていただければと思います。また、咳や咽頭痛などの症状がある場合はマスクを着用するなど、咳エチケットへのご配慮をお願いします。
また、手足口病についても依然警戒レベルで推移しています。流行拡大を予防するため、流水と石けんで十分に手を洗ってください。排泄物は適切に処理してください。以前罹った型と異なるウイルスに感染すると、大人も子供も何度も罹ることがあるため引き続き注意をしてください。
京都府感染症情報センターホームページのアドレス:http://www.pref.kyoto.jp/idsc/

世界一大きな絵2024の作品制作に参加しました。

本園全園児で一枚の絵を完成させました。
夏の京都をみんなで表現しました。
この絵は他の保育園4枚の絵と合わせて、パリオリンピック期間中にパリ市内で披露されます。
年長組さんは、代表して記念撮影しました。

5園の絵を合わせた作品です。京都の春夏秋冬が表現のテーマです。光徳幼稚園は夏の京都を表現しました。

7月19日

本日、12時10分の気温計測で、外気温が38度でした。
大変申し訳ございませんが、徒歩コースの方は、本日、全園児幼稚園までのお迎えを宜しくお願い致します。