京都府感染症情報センターからの情報

京都府感染症情報センターからのコメント(2017年第40週:10月2日~8日) No.280

京都小児重症患者診療情報システム管理部 長村敏生

 

感染性胃腸炎が定点あたり3.92件と先週から増加しています。京都市左京区では定点あたり22.0件と警報レベルとなっています。RSウイルス感染症は1.70件とやや低下しました。

手足口病、流行性耳下腺炎、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、ヘルパンギーナの発生数は大きく変化はありません。

全数報告対象の感染症は腸管出血性大腸菌感染症が1件、レプトスピラ症が1件、レジオネラ症が2件、劇症型溶血性レンサ球菌感染症と侵襲性肺炎球菌感染症がそれぞれ1件報告されました。また、眼科定点から流行性角結膜炎が4件報告されました。

京都府ではまだそれほど報告は多くありませんが、首都圏などでは9月からインフルエンザの流行が見られています。学年・学級閉鎖はすでに17都道府県にのぼっています。夏には患者数が減るインフルエンザですが、今年は定点医療機関の患者数が8月上旬で約1,000人、9月も約900人と昨年の3倍以上となりました。夏に流行した理由は不明ですが、夏でも流行がみられるアジア各地からの旅行により持ち帰った可能性や気候変動による可能性が疑われています。

急に気温が下がってきたこれから、インフルエンザのシーズンは本番を迎えますので、うがい、手洗いを徹底するとともに、発熱や関節痛等の症状が出た際はインフルエンザを疑って医療機関を受診してください。

 

京都府感染症情報センターホームページのアドレス

http://www.pref.kyoto.jp/idsc/